Nonsense
転載シリーズ。合同テスト!最終プロト!?調整完了!!???
我絆釣ガイドサービスの清野です。
最近はあんまり行ってないですが昔は芥河さんに誘われ横浜沖堤なんかもよくいってました!^^
GF暴君を作っている時の記事です。
よかったら見てみて下さい!
2009年4月3日の記事より転載。
先日ボートとオカッパリでメタルバイブのテストを行ったのでその時の結果を!
っとその前に!今回のルアーにはめちゃめちゃにいろんな思いで作り、四苦八苦してたんで><;その辺も聞いてもらいたくて書いちゃいます!
このNEWシーバス用暴君の企画、開発したのは約3年以上前!
ルアー作りは長い年月開発期間をかけたからっていいものが出来るって訳ではないんだけれど、このころから鉄板切っては鉛をつけてごりごり削っていた。
スタート当初からのコンセプトだった基本性能を追求した普通と言う事に突っ込んだメタルバイブってことで作っていた!
当然バス用の暴君みたいなシンプルなバ・イ・ブ・レー・ションってのが出来上がる!コレで試しについに行くとポロっと釣れちゃう!
よし!これでOK!っておいおいおいおい(–#)苦労したんじゃなかたのかい!
そうです!結構これはないだろって奴でもちゃんと通すと魚自体は食ってきちゃったんです–;
そこから路頭に迷います!どれが一番反応する動きかって・・・
その考えが今になって思えば遠回りの原因だったのかも・・・
でもやっていけば時間はかかっても見えてくるもんですねぇ~!
まずどれが一番いい動きか?上でも書いたとおりこれがまずかった^^;
どの魚に対してどん何がいいか?それを一つ一つ感じていくことで形が見えてきた!
ざっくり分けると行動について二つ!単独行動シーバスとスクールシーバス!
つき場について二つ!ストラクチャー付き(居つき)と流れ付き(回遊)
単独行動の奴は気分屋も多くプレッシャーの有無や本人のやる気次第で食ってくる!えっ!ここで?とかこれで?とか悩ませる魚が多かった><だから狙って釣ったとかこの動きだから食ったとかに当てはめづらくノイズ的な感じでコレにいたってはまだ良く見えていません><;
スクールシーバスこれに関してはオカッパリなどでも、もっともこのルアーの強みを出し切れたりする!っと思います(笑)何で弱気!?
広範囲で探すときにジグよりレンジを保ちやすく手返しが良くなる!しかも動きの面では、軽いプラグにたとえてジグをミノーとするならば、メタルバイブレーションはバイブレーション!リトリーブだけで釣り比べても反応に大きな違いも出る!これらの魚を攻略する動きってのを強く意識した!
つき場ポイントについては、ストラクチャーの魚については休んでるだけとか待ち伏せてるとかでも違うと思うですが、ルアーの動きの差よりもアプローチの仕方や精度の方が魚を釣る上ではウエイトが大きいような…なんでキャスタビリティーやアキュラシー性に重点をおいていろいろやったりと…
流れ(潮のヨレなど)についた個体コレについては群れと単発で居るもので反応がちがっていたが、どちらとも地合って感じの今まで散々通してダメだったのがいきなり何通しても食ってくるってこともあった。でもその中でも群れの個体はメタルバイブだから釣れたんかなぁ~と感じさせる場面がテスト中は多かった!
てな具合にいろいろと迷走していると魚を反応させるのに、またはするのにメタルバイブとしてあるべき効果的な条件が見えてきた・・・・それは
・フラッシングは大事!
・メリハリのあるバイブレーション!(動きの質はロールで)
・やっぱり細身で水平に近い姿勢の方が食いやすい
などなど、矛盾したような条件やこの条件にはまらないでつれたよ。なんて事もあるんだけど、いろいろやっていく上で身をもって体感した!
でも結局んとこTPOでかわってくるし場所場所でとっかした形はあるような・・・!
って事を踏まえなんとなく見えていた基本となるメタルバイブレーションの新たなベース作りにとりかかる!
車でもレースなどで使うベースの車両を何にするかで結果が大きく違ったりするのと同じでベース選びはかなり重要!しかもこのルアーにおいて原作があったりチューニングではないので思ったデザインをかったぱしから形にしていろいろ検討していく!
プロトもスゴイ量溜まっていくのでいい感じのだけ残してすべてリサイクルしてしまうんだけど、そのなかで残っていた一部!
そんなこんなベース作りをこつこつと影でやって、はや二年以上経過した頃に、
沖堤の常連マイスターでありJAZZのテスターの芥河さんに本格的に参加してもらい心強いアドバイス、沖堤ノウハウを惜しげも無く貰う!(笑)
するってーとさささっとメタルバイブなんて出来上がっちゃうんですよ!
ってな訳はなく、いやー今だから言えますけどほんとしんどかった(笑)
さすがに凄腕アングラーのひしめく横浜沖堤!人的プレッシャーも高いそんな中で釣っていくのは至難の技!ノウハウのレベルも高ければ、それに対して欲するレベルも高い!
個人的に良く釣れて、使いやすくて気に入っていたプロトも難なくダメだし、結果ボツに(泣)またベース作りからやり直す。
ここでやっぱり思う!横浜沖堤ってほんとメタルバイブのテストにはもってこいのフィールド!だだっ広くて深いし潮もガンガンに流れる!格好のメタルバイブ場と言っていい所!
するとメタルバイブとしてあるべき条件がしっかりとみえてくる!
・これは特に重要!よく飛ぶ!
・トラブらない(エビリなど)
・引き心地は軽く!
など魚に対してではなく使用時にアングラーじゃどうしようもない所を突き詰めていくと不思議と形になっていった!
たとえば飛距離!アングラーはしっかりとルアーに加重をかけ方向軌道などを狙った所にきめる!これはできる。でもここから先はルアーの仕事。まるでスキーのジャンプの選手の様に綺麗な飛行姿勢をたもちぐんぐん伸ばすこの能力!これについては芥河さんに散々イジメられた><;ほんと鬼って感じでした!(笑)鬼コーチのおかげでこの選手かなり優秀です^^!
トラブルの面でもバランス調整、ヘットの水の抵抗で調整したり、個人的好みとかでいろいろ意見は多かったんだけど、アウトプレートアイを採用したりとでトラブルは飛躍的に減らすことができた!
また引き抵抗に対しての動きのバランスなんかも
こんな感じで板の高さアイの位置形状は1ミリずつここは0.5ミリずつと調整していった!
ってこれが前置きです!って長っ!多分ほとんどの人が全部読んでないぞ!つ~か書いた本人が頭から全部読むのしんどい程の前置きになってしまったい!でもこの位いろんな苦労をして大変だったのでご勘弁をm(_ _)m
でも作っている時は大変だから楽しいかったり嬉しかったりするんですけど^^
そんなジャズ史上最高の開発期間、開発費を投じたプロトを引き下げ合同テストへ!(使ったお金は社長には秘密です!笑)
ボートの部はこないだ書いた通り、結果爆釣!でも技を使わないとなかなか口を使わせられない所でいい成果を出すことが出来た!
コレは芥河さんができるようにって調整していた技の一つで当日は面白いように決まっていた!
オカッパリの合同テストでは残念ながら当日は魚を釣ることは出来なかったが、いろんな人達の使用感での感想等が聴け中身の濃い内容となった!
今まで調整してきた時点での完成度は高く、特に飛距離については高い評価を多く頂いた!芥河さんとの努力もここで実を結んだ!(嬉泣)
でもみなさんも欲するレベルは高い!(笑)
「今の立ち上がりを維持してもうちょと引き重りが軽くなれば最高なんだけど~」
ブルブルとしっかり立ち上がり、よく飛んで、引き重りは軽い!ってセッティングにおいては矛盾してるような~^^;
でもうちも、鉛のプロ!ワークスとしては何とかせねば・・・
更に調整しいい感じになってきましたよ~!やっとですが・・・ヤバイっす!
秋のハイシーズンまでにはリリースできるかと・・・^^;
ってこんな感じで進んでおります!
今回のブログは製作スタッフがあまりの苦労とそれが形になった喜びでついつい熱く語りすぎた状態になっております!(笑)読み辛い文章や文章量になってしまい申し訳ありませんm(_ _)m
ここまでの長文にお付き合いして頂いた方は誠にありがとうございます!
今後ともブログともどもよろしくおねがいします!
staff S